「日本テニス連合」結成のごあいさつ【日本テニス連合】


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公益財団法人日本テニス協会  名誉会長  盛田 正明

是までテニス4団体(財団法人日本テニス協会、社団法人日本テニス事業協会、社団法人日本プロテニス協会、日本女子テニス連盟)は、各々の団体のトップが2ヶ月に1度「スーパー連合会」と称する非公式な会合を持って、日本のテニス推進の為の方策、問題点を話し合いながら各々の団体の独自の行動を取ってきた。しかしながら、更にテニスをより多くの方々により魅力あるスポーツと感じてもらい、より多くの方々にテニスをより多く楽しんで貰う為には、4団体を通じたより強い協力体制を築いて行く事が必要であると言う点で意見が一致した。従ってこのたび、更に一歩前進した公式な任意団体「日本テニス連合」を結成し、「日本のテニス界として4団体に横断的に存在する問題で、日本のテニス界をより強力に推進して行く為には統一して行くべき制度、問題点等を公式に取り上げて審議し、その解決案を策定する機関」を設立する事とした。

具体的な計画として、まず着手したい課題
1.選手、コーチの資格制度の統一化を図る。
2.法令の遵守、倫理問題の徹底と資質の向上を図る。
3.強化・普及に関して、より広範囲な活動を出来るような組織体制

以上の様なテーマに於いて「日本テニス連合」のトップ会議で審議して解決案を策定する。また必要があれば各団体からの専門委員を集めて分科会を組織し、その分科会での審議結果を「日本テニス連合」のトップ会議に答申する。
「日本テニス連合」のトップ会議は全員の意見が一致した結論を、各団体の最高決定会議にかけて具体案を策定し、連携をとりながら各団体で実行していく。

2009年4月吉日